宇宙連詩

小学一年生クラス

ごりらがふってきそうなしろいそら
ばけものみたい

きょう かみさまがいっぱいないてた。 あめだよ。

ぞうさんのせなかにあめがふる ぴっちゃん ぽっちゃん 
きりんさんのせなかに あめがふる ぽんぽんぽん ぽろりん 
くまさんのせなかに あめがふる どっさん ぼちゃん 
ありさんのせなかにあめがふる るんらん るんらん るんらららん 
かささしてあげるね

いいことありそう 
ぴかぴかのあさ 
あったかいな たいようが

どうぶつのかたちのくもがいた!
いちばんぼしみつけたよ!すごいひかってる
きょう がっこうで おもしろいこといっぱいあったんだよ

おともだちと かけっこしたよ
そしてかったよ
おともだちがいると にこにこたのしいよ

あさがおのめがでたよ
むらさきと ぴんくのおはながいいな
おそらへ つるが ぐんぐんのびてね!

ちきゅうは おれんじいろ
みたこともないいきものがいっぱいいる
ちきゅうはふしぎ

ままがぼくをうんでくれた
ぼくのままはひとり
ままとずっといっしょにいたいな

うちゅうのうえから、ちきゅうをみたいな
おおきくなったら がかになって
うちゅうのうえから でっかいちきゅうをかいてみたいな

小学二年生クラス

なんで ちきゅうが まあるいかしってる?
さんかくや しかくだと いろんなほしの かどとかどがぶつかっちゃう
だけど まあるいと みんなくるくる ゆっくりまわれるよ

かぞくには わらいごえがいっぱいある
たのしい とても
かぞくは力をあわせて なにかをつくってる

まぶしいな この空
お花、いいにおい
ありもいる

よるのそら
まっくらだね
まわりがキラキラひかっているね

きのう おかあさんの たんじょうびだった
よる、べらんだで空を見たら お月さまのまわりに ほしがあった
まるでたいようみたいでした

チョコレート、アイスクリーム
空におかしのかたちのくもをみつけたよ
くもを「ぱくっ。」とたべてみたいなあとおもいました

かみなりは おへそをとられます
けれどもかくしておけば とられません
だからいつも みんなはおへそをかくしています

わたしのしょうらいのゆめは ピアニスト
お空を見ていると たのしくて
ピアノをひきたくなります

かわいいピンクや白い花がさいている
にわの草はぐんぐんのびる
うえてないのに、かってにはえてくるからふしぎです

空には もこもこ ひこうきぐもが ぐんぐんのびていました
あのひこうきはどこにいくのかなあ
あしたは晴れるか たのしみです

学年混合クラス(一~四年生)

ちきゅうはひろいな
ちきゅうにはいっぱい人がいる
ちきゅうにうまれてよかったな!

うちゅうはまあるい形をしている
ぎんいろの星がいっぱいある
あした、東京タワーへのぼって よるの星を見てみたい

今日は星が見えない
月も見えない
でも、虫の声がすごかった

白い富士山、雪がとけたら登りたい
おじいちゃんとおばあちゃんといっしょに登るんだ
あの ちょうじょうまで登りたい

きょうはかぞくで おいしいごはんをたべた
さんすうで 百点とれてうれしい!
パパもママもほめてくれたよ うれしいな!
 
星も家族もつながっている
星はつながって 星座に見える
家族は星座みたい形にならないけれど つながっている

いつも仲良くしてくれる友達
なやんでないかな 元気いっぱいかな と考える
私は強く言ってないかな

地震でいま、たいへんなことが起きている
まだ よしんは おきているのかな
みんなは だいじょうぶかな

夜空の星は気持ちよさそうに 夜空のプールをすいすいおよぐ
そしてキラリと光りながら 世界をつつむ
星を見ると 一つのことが考えられる
私も星になって 世界中をみてみたい

ちょっとどんより空だけど 自分たちは幸せかもしれない
同じ空を見上げてる人達の中には つらい思いをしている人もいる
そんな人の力になりたい

風が気持ちいいな 今日は晴れるかな
いつでも明るい空がいい
つらい気持ちがふっとぶように

三・四年生クラス

ぼくは朝二時に起こされた 流れ星を見るために
流れ星がおちてきた
ぼくの体に おちてきた
そして心に ピタッとあたった

もしも流れ星を見つけたら
しょうらいのゆめが かないますようにって願う
いつかきっと サッカー選手になりたい

今日は夜空がキラキラ
みんな笑顔
うれしい夜空

星は明るくなると 見えなくてさみしい
でも 夜 出会える
けど 雲がいっぱいあったら 見えなくてさみしい

雲は いろんなすがたを見せる
ふわふわ ぷかぷか たのしそう
雲は多い 少ない どっちかな

宇宙は広いけど 地球はすごく小さい
そのちいさな 地球の中で
人間、植物、動物、いろいろ生きている

みんなで節電すれば
それは 被災地のために
自然のために 未来の地球のためになる

星は宇宙の子ども達
だからぼくたちも
宇宙の子どもだね

五年生クラス

空の上には星がいっぱい 飛行機が散歩している
雲がある 惑星がある みんな仲良し
今日も仲良くやっている

お月様は どんくらいの大きさなんだろう
すごくでっかい・でっかい・中くらい・小さい・・・?
どんくらいの大きさかは雲の上から見なきゃわからない

ぼくは 空を見上げた
学校の真上には ひつじ雲があって
そのひつじ雲を数えていたら だんだんねむたくなった

青い空。同じ空の下で生きている家族は いま 何をしているのだろう?
このきれいな空を 家族は見ているのかな
なぜか不思議だな

いっしょにいるとほっとする
だけどちがうところにいると 安心しない
でも空を見ると 家族を思い出して ほっとする

家族はいないとだめだ
だれも一人では生きられない
一人で生きられた者はいない

ぼくはなぜ 地球に生まれてきたのだろう
それはきっと 神様がぼくたちに
楽しい人生も つらい人生も 送ってほしいからだろう

楽しい人生を送るためには 地球を大事にしなければならない
大事にしないと地球はだめになる
だから エコが必要だ

野菜は私達に食べられている
だから私達は生きている
大事に育てれば 自然も喜ぶだろう

うちも 緑のカーテンにした
ゴーヤとへちまときゅうりを植えた
早くぐんぐんのびて すずしくなるといいなあ

神様がくれた人生を
すごくいい人生にしたい

六年生クラス

夜の星
世界の電気が消えた時
星はいくつ見えるかな

星の数は数え切れないほどたくさんある
世界中の人々の希望や夢もたくさんある
星がきらきら光るのは 希望や夢が光っているからかな

人にはなぜ夢ができるのだろう
その夢は必ず実現するわけではない
けれど わずかな可能性でできるかもしれない

ダイヤでも宝石でもない
家族がいるということは
恵まれているということ

巨峰のような色の空
なんで顔を出さないのって聞いたら
今日は 星たちの集会があるからだって
 
未来の町は どうなっているのだろう
未来を知っている人はだれもいない
明日も 一秒後も未来なのである

宇宙はどこまで続いているんだろう
どのくらいの大きさなんだろう
宇宙は神様の手のひらなのかな

例えば私の手のひらが 宇宙とする
そこには 見えない生き物がいる
私も 誰かの手のひらに住んでいる

地震で空に行った人も 
被災者の人も 私も
みんなダイヤのような星を見ているんだよ

希望があるから 明日がある
明日があるから 生きている

一人ひとり希望を持っている
夢は大切
みんなで未来にむけて 進んでいこう

中学生クラス (1)

雨の日の朝
みんな暗い顔して通り過ぎていく
後にあんなにきれいなのができるのを知ってる?

にじが空にかかると みんなが上を向く
ずっと下を向いていた人も 部屋の中にいた人も
そして みんな笑顔になるんだ

大空からあたたかい光が降りそそぐ
やわらかい風が包み込む
虫たちもみんな 笑っているようだ

夏の空 まぶしくて 暑くて 苦しいけど
あのきれいな青色を見るだけで 
どこか笑顔になれる

秋のすずしい風をすいこんだ
体の中に 新鮮な空気が入ってくる
秋のおいしい風 今日もいいことあるかな

みんな眠っているのかな
おーい 誰かあそぼうよ
声も消される 雪の中

夕日に染まる空を見上げた
空はどこまでもどこまでも つながっている
途切れることなく
だから 世界中の人の心もつながっている

光り輝く魔法の空
ずっとずっと見ていると
流れ星のように想い出が流れてく

どんなに明るい空だって 暗いところもある
だから 人の中も 明るい色の部分と 暗い色の部分があると思う
空とおんなじ

この大空はどこまで続くのだろう
明日はどんなことが起こるのだろう
明日は誰とどんなことを話すのか

ずっとずっと続いてる空
私の未来も空のように
きれいに 果てしなく続くといいな

中学生クラス (2)

真っ暗な空
月の明かりしか見えない
ただ ただ 一点を見つめている

今夜は星が見えなかった
だけどその向こうには輝きがあるはず
その光を感じよう

空を見上げた
この空は どこまで続いてる?
自分の目で 確かめられたら どんなに素晴らしいことだろう
 
地面の上には 空がある
大きく青い澄んだ空
空の上には何がある?

この空を見て思い浮かぶこと
それは天国のひいばあちゃんのこと
空を見ていると 会話しているみたいだ

一面に広がる空
この空は 三月に被災した人達とつながっている
広い空を通して 被災者を勇気づけることはできるのだろうか

みんな同じ空を見上げている
山梨県中 日本中 世界中
空はみんなをつないでる

今日は豪雨だった
しかも雷つきだ
ビカビカ ドッシャーン
空はなんでそんなに怒っているのかな

今日は晴れだ
体がとけちゃうぐらい暑い 体がフラフラする
空を見上げると太陽がまぶしすぎて何も見えない もう夏だ

空が晴れると気持ちがスッキリする
空が曇っていると気持ちがモヤモヤする
天気って不思議だ

雲がとてもきれいな月をかくしている
そのせいで今日は月が見えない
雲って実は目立ちたがり屋なんだろうか

 

太陽も月も 名も知らない星たちも 
同じ「星」というものなのに雰囲気が違う
だけど 人間みたいに個性があって とても良い

大きな空に 小さな星が
仲良く集まっている
まるで ぼくたちみたいに

空を見ていると たくさんの星がある
落ち込んだとき 空を見てとても勇気づけられる
空っていろんな力を持っているのかな

昔 先生が 一番広いのは何だと聞いた
教室の中は静まり返り
先生は 皆の持っている 心と言った

果てしなく 広い宇宙
その真ん中で
星たちがおどってる

宇宙の奥へずっと進むとどこに着くのだろうか
いくら広い宇宙でも どこかに着くと思うけど
本当はどうなのか ためしてみたい

私達は数え切れないほど大勢の人達とつながっている
この広い地球の中で・・・

高校生クラス (1)

星は生まれて
光って
消える

私は生まれて
地に立ち
歩む

星はきらきら輝いて
雲はふわふわ流れゆく
そして私はくるくる回る

一日で一回くるりと回る
一年で三百六十五回 くるくる回る
それでやっと 太陽の周りを一回くるり

空は広い
晴れていても くもっていても 雨が降っていても いつまでも広い
私も空のような 広い心でありたい

空は果てが見えない
私が見ているのは ほんの少し

たくさんある夢だけど
未来は一つしかこない
私が生まれるのと 同じ確率

見上げるんだ 空を
今はまだ ちっぽけな僕だけど
手が空に届くように

未来のことはわからない
想像したくない自分がいる
でも 前を向こう
一歩ずつ 進んでいこう

高校生クラス (2)

遠く広がる空 空は青い
その青色は どこまでも澄んでいて 見ていると 自分が小さく見える
それはなぜなら あなたの心が 青色だから
あなたの心に この音届け

 

今 地球に住む人類の何割が泣いているだろう
たぶん 晴れのときよりも 多いだろうな
空から 雨の空から
やまない雨はない と聞こえた気がした
世界を想う 太陽の一声で晴れになる

 

晴れ渡る空 さんさんと照る太陽
みんなで走ってる
今日も暑い熱い 青春の一ページが完成する

 

けんかをして 涙を流した
つらくて 何も言えなかったし 何もできなかった
上を見上げると 空も 私と同じ色
雲は白い
白はどんな色とも 程よくなじむ
あなたはそんな 白色だから
私の色と なじんでほしい

 

七色の光
ふと空を見ると 青空を横切る輝く虹が
何よりも大きく見える
まっさきに浮かんだあなたの顔
この一瞬のきらめき、あなたも見ていますか?
途切れることのないこの虹のように あなたも私の隣で輝いている

 

オレンジ色の夕やけ
果てしないこの天井に
もう一回 改めて「好きだー!!」と叫びたくなった
だって あなたが好きだから
いつまでもいっしょに見ていたい
あと何回 あなたと この夕やけを見られるのかな・・・

 

学校だけじゃ 話したりなくて 夜 メール
満天の星
あなただったら この星の中に 何を見つけるのかな
小さな星が たくさん集まったところに向けて
”早く 届け“とばかりに ボタンを押した
でも本当は 今すぐ その声が聞きたいよ

高校三年生クラス

地球ができてから 四十六億年
そのもっと前に 銀河ができて
それで 宇宙が始まったのはもっともっと前

宇宙はどこまで広がるのか
宇宙の果ては 無なのか

いつもと変わらず見える あの星の光は 
実はずっと昔そこにあった光
今もあるんだろうか

この広い宇宙の 二%しかぼくらは知らないんだって
そんな宇宙の中の もっと狭い空間で 私達は生きている
他の命をもらい 引き継いでいく

いつもと変わらない日々の中で
つらいこと うれしいこと いろんなことを感じながら
私たちは生きている

読書するということ
周りを笑わせること
仲間とバンドが組めること
夢のためにドイツへ旅立つこと
二人でワイワイすること
誰かが想っていてくれること
どこにいてもつながっていられること

つまり 出会った証があること

 

この空の向こうには いくつもの星があるのに
生き物がいるのはこの地球だけ
この奇跡の星で出会えたことに感謝して 今をもっと大切にしよう

 

当たり前に毎日が過ぎていく中で
明日の出会いを
僕は楽しみにしている