樋泉いよ子(ミニチュアドールハウス)

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懐かしい絵本や童話の世界に入り込んだような夢のような世界観を創りだす ミニチュアドールハウス。 精密な作品は、味わい深く見る人を魅了し飽きさせません。こんなステキな世界があることをもっと多くの人に伝えたい、一緒に作品作りを楽しみたいという思いで教室を開いていらっしゃる樋泉先生にお話を伺いました。

ミニチュアドールハウスとの出会いを教えて下さい。

昔から手芸やお裁縫などの手仕事が好きで、クラフトワークやトールペインティングなど趣味のお教室に通い作品作りを楽しんでいました。12年前、ミニチュアドールハウス教室と運命的な出会いがありました。もう、無我夢中に先生にお願いして 毎週通いました。

ミニチュアドールハウス の魅力は?

 空想の世界を実現できることでしょうか。子供の頃読んだ童話の主人公のお部屋だったり、旅先で見つけたステキなショップなど、自分の憧れの世界を好きなように作り出せるところに惹かれています。

 作品の写真が本物のお部屋のように見えますね。

ありがとうございます。以前、講師のお仕事を頂いたときに、作品のサンプルを写真で紹介しました。ブティックのドールハウスだったのですが、ご覧になった方が、本物のお教室だと間違えられたことがあります。
 

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講師以外にドールハウス作家としてのお仕事もされていると伺いました。

娘さんの結婚式の控え室をドールハウスで再現してほしいというご依頼をいただいたことがあります。ウェディングドレスから控え室の調度品を忠実に作ることは大変でしたが、やりがいがありました。

 ドールハウスのサイズに決まりはあるのですか。

正式には、実物の12分の1とされています 。ドールハウスは20世紀初めに、イギリス王室から伝わったといわれています。イギリスの長さの単位が12進法なので、それに基づいているのです。
 

お教室の様子を教えてください。

20代から70代の方まで幅広い生徒さんがいらっしゃいます。お嫁入りの時の思い出のショールを使ってバッグのストラップを作ったり、息子さん夫婦のウェディングをドールハウスで再現してプレゼントしたりと、皆さん、とても熱心でいろいろなアイディアをお持ちです。それぞれの個性を活かしお互いに刺激し合いながら作品作りをしています。

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