山梨県立文学館「小林一三と文芸」 2018年12月4日(火)~2019年3月10日(日)
冬の常設展では、「小林一三と文芸」をテーマに展示を行います。
韮崎市出身の実業家・小林一三は、若い頃に小説家を目指し、実業界で活躍するようになってからは様々な分野で執筆活動を行っています。小林一三と文芸の関わりを著書、書簡などにより紹介します。
小林一三 こばやし いちぞう 1873~1957
小林一三は、韮崎市に生まれ、慶應義塾卒業後、三井銀行に勤務します。大阪に赴任後、金融恐慌に見舞われますが、阪急電鉄の前身である箕面有馬(みのおありま)電気軌道の経営をはじめ、阪急百貨店、東宝・宝塚歌劇団など数多くの事業を創業していきます。
一三は、慶應義塾在学中に小説家を目指し、山梨日日新聞紙上で小説「練絲痕(れんしこん)」を連載します。また、様々な事業に携わる一方で、小説や宝塚少女歌劇の脚本を執筆し、演劇や茶道、人生観、社会動向を論じるなど、数多くの本を出版しています。
◎写真: 小林一三 写真提供 阪急文化財団
【開催概要】
名 称: 平成30年度 冬の常設展
会 場: 山梨県立文学館 2F 展示室A
会 期: 2018年12月4日(火)~2019年3月10日(日)
休 館 日: 月曜日(12月24日、1月14日、2月11日は開館)、
12月25日~1月1日は年末年始のため休館、1月15日から22日は館内整備のため休館、2月12日(火)
開館時間: 午前9:00~午後5:00(入室は午後4:30まで)
主 催: 山梨県立文学館
【観覧料】一般:320円(250円)、大学生:210円(170円)
*( )内は20名以上の団体料金、県内宿泊者割引料金
*高校生以下の児童・生徒は無料
*65歳以上の方は無料(健康保険証等持参)
*障害者手帳をご持参の方、およびその介護をされる方は無料